ブランディングの基本について

投稿者: | 2017年5月22日

「ブランド」というと、どんなイメージがありますか?
多くの方は、高級な商品を思い浮かべると思いますが、それに限らず、商品やサービスはもちろん、提供している企業や団体のほか、人物や建築物や祭事など、あらゆるものにブランドはあります。

つまり、「ブランディング」とは

ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ

といえます。
参考:wikipedia

ブランディングはマーケティングの一部なんですよね。
マーケティングについては「マーケティングの基本について」という記事でご紹介していますので参考にしていただければと思います。

ブランディングと差別化の違い

ブランドと似た使われ方をするのが「差別化」です。
なかなか、その違いがわかりにくいですが、私はこのようにとらえています。

差別化 : 単純に他との違いを出すこと
ブランディング : 理念を実現して世界観を提供すること

つまり、ブランドには理想とする世界観があり、お客さまもその世界観に共感しているから価値を認めるのです。

ブランディングに必要な3つの価値観

ブランディングには3つの価値観が必要だと考えています。
その価値観は下記の3つになります。

・機能的価値(どのような機能を持っているか、商品やサービスの性能)
・感情的価値(コンセプト、キャラクター、ストーリー、デザインなど好き嫌いに関わる要素)
・自己表現的価値(理念、世界観、あり方)

単に、機能的価値の違いだけであれば、差別化にとどまります。
コンセプト、デザイン、理念や世界観といった、感情的価値や自己表現的価値が加わって、ブランドとなります。

つまり、理想とする世界観があり、どのように対応するかなどのあり方が問われるわけです。
ブランディングするときには、世界観・理念・あり方を伝える必要があります。

ブランディングは、常に顧客の期待や信頼に応えるよう行動し、ユーザーをはじめとしたステークホルダーの共感や支持を獲得・拡大していくことです。
そして、それに関連する一連の活動のことも含まれ、『顧客にとっての価値』を最大限高めていくことが必要です。

ブランディングがもたらすもの

ブランディングがもたらす効果は絶大です。
主に、下記のような効果があります。

<競合からの差異化>
ブランドネームやロゴ・意匠などで、他競合とは区別されて認識されるようになる。

<選択意思決定の単純化・固定化>
顧客の知識が整理されることで再び同じ物を選ぶようになる。

<ユーザーのロイヤル化>
親しみや信頼が増大されることでブランド・ロイヤルティが形成される。

<価格競争の回避>
『顧客にとっての価値』が訴求され、提供品質を無視した価格競争に参加する必要が無くなる。

<価格プレミアムの獲得>
同じ品質・スペックの商品について、競合よりも高い価格で販売が可能になる。

<プロモーションコストの削減>
以上のことから販売促進の必要度を低下させることが可能になる。

このように、ブランディングの効果は広範囲に及びます。
ブランド戦略をたて、「選んでもらう」から「選ばれる」ブランドを作ってください。

参考:ブランディングのほんとうの意味とは
参考:wikipedia

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