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ビジネス設計とメディアの活用 2017年06月02日

PR戦略について考える

PR(public relations)とは?
企業体や官庁が、事業内容などの公共的価値を大衆や関係方面によく知ってもらい、その信頼・協力を強めようとする宣伝広告活動。

企業において、事業内容を知ってもらい、信頼を得ることはとても大切ですよね。
そのための宣伝広報活動は戦略的に実施しなければ、効果は見込めません。

PR戦略を考える上で、こちらの「共感PR」という本がとても参考になったので、ご紹介いたします。


共感PR
心をくすぐり世の中を動かす最強法則
上岡正明 (著)

PR戦略の概要

PRしたい商品やサービスのPR戦略を練る方法として

  • 8つの企業視点
  • 3つの消費者視点

をかけ合わせて考えることで、共感PRの効果を最大限に高めることが可能です。

まず、8つの企業視点はこちらです。

  • 新規性
  • 優位性
  • 意外性
  • 人間性
  • 社会性
  • 貢献的意義
  • 季節性
  • 地域性

そして、3つの消費者視点はこちらです。

  • 社会
  • 人(ターゲット)
  • メディア

では、簡単のその内容を説明します。

8つの企業視点

新規性

ナンバーワン、オンリーワンだと言える何かがあるか。
世界中や日本中、業界内で初めての試みか。

優位性

他と比べて、明らかに違っていたり、優れていることは何か。

意外性

「へぇ」と感心される
「ホントに!?」と驚かれる
「まさか!信じられない!冗談でしょ?」と笑われる
このようなことはあるか。

人間性

開発や販売に深く関わる人や経営者のエピソード、ストーリーはあるか。

社会性

世の中の流行やトレンドに重ね合わせることで、人々の興味や関心を喚起できることはあるか。
「社会ごと」に変えられるキーワードはあるか。

貢献的意義

その商品やサービスについて、社会や世の中の問題解決に役立つことはあるか。

季節性

季節との関連性がある、または制定されている世の中の記念日や日にちの語呂などにかけられるテーマはあるか。

地域性

その地域限定やエリアならではの特徴はあるか。

3つの消費者視点

社会

社会が求めている情報か。

人(ターゲット)

ターゲットとなる人に本当にアピールできる情報か

メディア

メディアが取り上げたくなる情報か

PR戦略の立て方

では、これらの要素をどのように組み合わせて、PRに活かしていくのでしょうか。

STEP1:8つの企業視点で、商品やサービスの強みを洗い出す。
STEP2:3つの消費者視点で、STEP1で出した強みが「消費者視点」に経っているか確認する。
STEP3:キャッチコピーやキーワードをPRに活かしていく

この3つのSTEPで戦略を立てていきます。

何もないところから戦略を立てるのは大変ですが、このような軸を元に作成していくと、商品の強みが消費者視点で浮かび上がります。
参考に、PR戦略を立ててください。

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