ポッドキャストステーション
348.心理カウンセリングとポッドキャストの可能性
今回は、株式会社東京・ビジネス・ラボラトリーの代表取締役であり、心理カウンセラーとして24年のキャリアを持つ朝妻秀子さんにお話を伺いました。朝妻さんが運営するポッドキャスト『心理カウンセラーの井戸端会議』は、心理カウンセリングの魅力や効果を広めるだけでなく、心の健康がどれほど重要かを多くのリスナーに伝えています。企業経営者にとっても、メンタルヘルスへの取り組みが業績向上につながることが理解できる内容です。
・心理カウンセリングが企業と個人に与える影響
朝妻さんが語る心理カウンセリングの効果は、企業と個人の両方に大きなメリットをもたらしています。導入企業では、うつ傾向の社員が元気になり、離職率が下がり、生産性が向上するという具体的な成果が見られました。さらに、社員がやりがいを持って働けるようになることで、組織全体が活気づくといいます。
「カウンセリングは、ただの問題解決の手段ではなく、個人がより豊かな人生を歩むためのサポート」と語る朝妻さん。企業がメンタルヘルスに投資することは、単にコストではなく、持続可能な成長のための投資と言えるでしょう。
・ポッドキャストで広がる「心のケア」の輪
朝妻さんのポッドキャスト『心理カウンセラーの井戸端会議』では、心理カウンセラーの育成を目的にした対談が中心です。育成したカウンセラーがどのように心理学のテクニックを活用しているのか、リアルなエピソードを交えながら語られます。リスナーにとっては、心理カウンセラーの雰囲気や得意分野を知るきっかけになるだけでなく、心理カウンセリングへの理解を深める機会にもなっています。
さらに、朝妻さんが運営するカウンセラーとのマッチングサイト「カリド」では、ポッドキャストを通じてカウンセラーの声や雰囲気を知ることができ、相性の良いカウンセラーを選びやすくなっています。声を通じて伝わる温かさや人柄は、リスナーが安心して相談できる大きな要素になっているといいます。
・音声メディアの力を最大限に活用
朝妻さんがポッドキャストを始めて良かったと感じているのは、「声の力」が持つ影響力です。「声だけで伝えられる温かさや親近感は、文字や映像では得られない」と話し、多くのリスナーとのつながりを実感しています。音声メディアは、通勤や移動中でも手軽に聴けるため、リスナーの日常生活に溶け込みやすいのも魅力です。
また、ポッドキャストを通じて自社のサービスや活動を広く発信できることも大きなメリットだといいます。「こえラボ」のサポートにより、編集や配信の手間が省け、自分の専門知識に集中できる点も非常に助かっているとのことです。さらに、多くの関連番組が掲載されることで、新しいリスナーに見つけてもらいやすい環境が整っています。
・マインドフルネスコーチ資格取得コースのスタート
朝妻さんは、2024年1月から「マインドフルネスコーチ資格取得コース」を開始します。Googleやゴールドマン・サックスといったグローバル企業でも導入されているマインドフルネスを学べるこのコースは、アメリカの権威ある団体が発行する資格が取得できるという内容。個人の成長だけでなく、ビジネスや組織の活性化にも応用できるものです。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
朝妻秀子さんの活動は、心理カウンセリングの可能性を広げるだけでなく、心の健康を軸にした企業経営の新しい形を提示しています。ポッドキャストや「カリド」といったオンラインツールを活用し、より多くの人々に心理カウンセリングの重要性を伝えています。
メンタルヘルスは、今や経営戦略の一部とも言える時代。朝妻さんのポッドキャストを通じて、あなたも心理カウンセリングの力を感じ、ビジネスや人間関係に活かしてみてはいかがでしょうか?
株式会社東京・ビジネス・ラボラトリー 代表取締役 朝妻秀子(あさづま・ひでこ)さん
https://www.tb-labo.jp/
◆おすすめポッドキャスト
『心理カウンセラーの井戸端会議』
https://open.spotify.com/show/7qpH92ik0jWGm9Q3I5Si11
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