ポッドキャストステーション
音声での配信、映像での配信にはどんな違いがあるの?
ポッドキャストは音声での配信が中心となります。
そのため、YouTubeなどの映像配信とよく比較されますね。
最近は、ユーチューバー(YouTuber)と言われるYouTubeで配信して、その広告収入を得る方もいます。
音声と映像の大きな違いといえば、
目に見える/見えない
です。
今回は音声と映像の違いつまり、「見えることのメリット」と「見えないことのメリット」についてまとめてみました。
映像として見えることのメリット
見ただけでわかる
見た目という情報量はとてつもなく大きいです。
言葉ではなかなか説明が難しいことでも、見てもらえればすぐにわかります。
百聞は一見に如かず
とも言います。
視覚に訴えたい場合は有効です。
特に、今のYouTubeは見た目で面白いもの、インパクトがあるものが流行って、次から次へと新しいものを求められています。
このような見た目を重視したコンテンツを提供するのに向いていると言えます。
見えないことのメリット
見た目に左右されない
視覚情報は強力なので、かなり見た目に左右されます。
「メラビアンの法則」という好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについて扱う実験があります。
その実験結果によると影響を及ぼす割合は下記のようです。
話の内容などの言語情報 :7%
口調や話の早さなどの聴覚情報:38%
見た目などの視覚情報 :55%
つまり、動画の場合、話の内容はほとんど聴いておらず、見た目がほとんどで、次に話し方を感じ取っているということです。
話の内容を聴いてもらいたかったら「映像は邪魔」ということです。
声だけなら、話の内容を想像してもらえ、より頭に入りやすいということです。
また、目に見えないためにイメージしてもらいやすいということも大きな特徴です。
自分でイメージしたことは否定しにくいので、好印象を受けやすいこともメリットです。
TBSのこの差って何ですか?(2016年1月31日放送)の「テレビショッピング」と「ラジオショッピング」の差ではラジオショッピングのほうが高額商品を扱っているとのことでした。
参考:この差って何ですか?:「テレビショッピング」と「ラジオショッピング」の差
すごく興味深い内容ですね。
あなたの伝えたいことはどちらでしょう。
見た目を重視した、インパクトのあるものでしょうか。
それとも、話の内容でしょうか。
映像と音声を使い分け、ビジネスに活かしてください。