
ポッドキャストステーション

社員の心が動き、社外にも伝わる──ポッドキャスト導入で中小企業に起きた7つの変化
なぜ今、中小企業にポッドキャストなのか?
ここ数年、音声メディアの注目度は急速に高まっています。スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及、さらには移動中や作業中に「ながら聴き」ができる利便性から、多くの人が日常的に音声コンテンツに触れるようになりました。
また、中小企業の経営者にとって「伝えること」の難しさは常につきまとう課題です。社内に対しては方針や想いがうまく伝わらず、社外には会社の強みが知られていない──。そんな中、「声」で届けるポッドキャストが、驚くほどの効果を発揮しています。
本記事では、社員10名の地方の清掃会社がポッドキャストを導入したことで、社内外にどんな変化が起こったのかをご紹介します。
導入のきっかけ──会社の思いを“ちゃんと伝えたい”
今回ご紹介するのは、社員10名規模の地方の清掃会社。知名度が低く、「何を強みにしているのか」自社でもはっきり認識されていませんでした。社長や社員は日々の業務で手一杯で、自社でコンテンツを発信する余裕はなく、採用活動においても大企業との違いを打ち出せずに悩んでいました。
そんな中、「社員も社長も“真面目で誠実”なのに、それが伝わっていないのはもったいない」という声から、ポッドキャスト配信に挑戦することになりました。インタビュアーが質問し、社長や社員が語る形式で、毎週1回、オンラインで収録を行っています。
企画・収録・編集・配信まではすべてこえラボがサポート。話すだけで番組が完成する仕組みにより、忙しい経営陣や社員にも無理なく継続できる体制が整いました。
ポッドキャストで起きた、社内の変化
配信を始めてすぐ、社内に驚くべき変化が起こりはじめました。
変化1:会社の方針が浸透し、社員の目標が明確になった
社員たちから「会社の方針がよくわかった」という声が続出。毎回、社長が語る言葉を耳で聴くことで、「なぜこの事業をしているのか」「これからどこを目指すのか」が自然と浸透していったのです。
変化2:社員の責任感が芽生えた
自分が番組に出演する回になると、「うまく伝えたい」という思いから準備をするようになり、自らの業務や価値を見つめ直すようになりました。
変化3:社内コミュニケーションが活性化した
ポッドキャストが社員同士の共通の話題となり、普段あまり関わりのなかった部署間でも会話が生まれるようになりました。
社外への効果──“企業の想い”が届くようになった
音声配信の効果は社内にとどまりませんでした。
変化4:協力会社との連携がスムーズになった
「御社の考え方がよくわかった」「自分たちが何を求められているか明確になった」という反応が寄せられました。
変化5:取引先の共感と信頼を得た
取引先からも「目指している方向性に共感できた」との声があり、企業としての信頼度が上がったのです。
変化6:採用応募者から共感を得た
ある応募者は「社長の考え方に共感したから応募した」と話し、番組を通じて会社の価値観や雰囲気が伝わっていたことがわかりました。
変化7:営業・広報ツールとして活用された
営業先で「この回で話していたように…」と、自社の強みを自分の言葉で伝える社員も現れました。こうした積み重ねが、会社全体のブランド力を底上げしていったのです。
“声”だからこそ伝わる、本当の魅力
音声は、文章や映像では伝わらない「人柄」や「想い」が伝わるメディアです。社員が自分の言葉で語るからこそ、聴く人に刺さり、共感が生まれる。
今回の事例では、社員が話すことで自信と誇りを持ち、それがモチベーションにもつながっていきました。そして社外の人たちも、会社の“顔”が見えることで安心し、信頼を深めていったのです。
ポッドキャストは、ただの情報発信ツールではありません。“声”による共感と信頼のメディアとして、企業の内と外をつなぐ架け橋になります。
あなたの会社も「声」で変わるかもしれない
ポッドキャストは、特別なスキルがなくても始められます。 こえラボでは、今回の清掃会社のように「話すだけ」で配信できる仕組みを提供しています。
番組の企画から、インタビュー、収録、編集、配信まですべてお任せでOK。 まずは無料相談で、御社に合った活用方法をご提案します。
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