ポッドキャストステーション
ポッドキャストはどれぐらいの人が聴いているか?
ポッドキャストを配信するにあたって気になることのひとつといえば、果たしてポッドキャストはどれぐらいの人数が聴いているのかということです。
それほど周りでも聴いているようにないし、あまり多くないんじゃないかなと思われがちです。
スマートフォンの普及率からの算出
参考になるのがスマートフォンの普及率です。
iPhoneの標準アプリであるポッドキャストはiPhoneリスナーがかなり多くいます。
2018年現在、日本のスマートフォン普及率は71.8%です。
iPhoneのシェアは68.6%になりますので、iPhoneの利用者は約6,200万人となります。
私がいろいろな方に確認したところ、iPhone利用者の約2割~3割の方がポッドキャストを聴いているようです。
つまり、1,200万人~1,800万人がiPhoneでポッドキャストを聴いていることになります。
Androidやパソコンで聴いている人もいるので、およそ2,000万人はリスナーがいると思われます。
radikoのリスナーについて
ポッドキャストと比較されるラジオのスマートフォンアプリであるradikoですが、下記のサイトで数値が公表されていました。
参考:IT media『5周年迎える「radiko」、有料サービス利用者が15万人突破 ネットで新たなファン獲得、好循環も』
月間利用者数は1200~1300万人で、約7割が男性、ユーザーの半分以上を30~40代が占め、平均年齢は42.5歳のようです。
このリスナー層はポッドキャストも同じような感覚ですね。
ポッドキャストの人気カテゴリー
ポッドキャストの番組TOP200を集計して、どのカテゴリーが人気なのか調べてみました。
教育カテゴリーが26%とトップでした。
やはり、語学番組が上位を占めており、ポッドキャストは語学学習として活用されているようです。
次はビジネスカテゴリーでした。
ビジネスマンが通勤時間を利用して、情報収集していると思われます。
次はコメディカテゴリーです。
芸能人のラジオ番組がポッドキャストでも聴けるということで、ランクインしていると思われます。
ポッドキャストはマイナーだと思われがちですが、これだけの人が聴いているメディアです。
しかも、配信している人はまだまだ少ないメディア。この中で選ばれる番組になるのは、それほど難しくないのが現状です。
スマートフォンの普及、スマートスピーカーもこれから普及すると考えられますので、音声メディアはますます注目が集まると思います。
今のうちに、音声配信を挑戦してみてはいかがでしょう!