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ポッドキャストの利用者が増加中!最新データで見る音声メディアの可能性
ポッドキャストは年々成長を続けており、その影響力も拡大しています。最新の「ポッドキャスト国内利用実態調査」によると、今年の利用率は17.2%で、昨年より1.5ポイント増加! 少しずつではありますが、確実にポッドキャストを聴く人が増えていることがデータで明らかになりました。
この調査は、オトナルと朝日新聞社が共同で実施したもので、日本国内のポッドキャスト市場の動向を示す貴重なレポートです。ポッドキャストをすでに活用している方にも、これから始めたいと考えている方にも、非常に参考になる内容となっています。
では、具体的な調査結果をもとに、ポッドキャストの成長ポイントを詳しく見ていきましょう。
1. ポッドキャストの利用率は全メディア中10位!人気メディアに迫る存在に
ポッドキャストの利用率を他のメディアと比較すると、全27メディア中10位にランクインしました。
ポッドキャストの前後に位置するメディア
・上位のメディア:YouTube、LINE、テレビ、Instagram、X(旧Twitter)、Amazon Prime Video、新聞、ラジオ、TikTok
・ポッドキャスト(10位)
・下位のメディア:Facebook、電子書籍、雑誌 など
この結果から、ポッドキャストはまだ発展途上のメディアではあるものの、確実に認知度が向上し、多くの人に利用されていることが分かります。特に「ながら聴き」ができるという点が、他のメディアとは異なる強みになっています。
2. 若年層に強い影響力!30歳未満の利用率は29.3%で全メディア中7位
調査によると、30歳未満のポッドキャスト利用率は29.3%で、全27メディア中7位にランクインしました。
30歳未満の利用率ランキング(上位メディア)
1.YouTube
2.LINE
3.Instagram
4.X(旧Twitter)
5.テレビ
6.TikTok
7.ポッドキャスト
これは、ポッドキャストがZ世代やミレニアル世代に浸透していることを示しています。ながら聴きができるポッドキャストは、スキマ時間を活用したい若年層にとって相性の良いメディアであり、今後さらにリスナーが増えていくと考えられます。
Z世代やミレニアル世代をターゲットにしたコンテンツを発信している方は、ポッドキャストを積極的に活用することをおすすめします。
3. 購買力のあるリスナー層!高所得層にリーチできるメディア
ポッドキャストのリスナーは、全体的に年収が高く、消費意欲の高い層が多いという特徴があります。
特に、経営者・役員、管理職などの企業の決裁権者がポッドキャストを利用する割合が高いことが分かっています。これは、ビジネスに関わる重要な判断をする層が、ポッドキャストを通じて情報収集をしていることを示しています。
ポッドキャストリスナーの特徴
・年収が高い層が多い → 購買力がある
・経営者・役員、管理職が多く利用 → BtoBマーケティングにも有効
・学習意欲が高いリスナー層 → 専門性の高いコンテンツが求められる
購買力のある層にアプローチしたい場合、ポッドキャストは非常に効果的なメディアと言えるでしょう。広告やマーケティングに活用することで、意思決定に関わる層に直接リーチできる可能性があります。
まとめ:ポッドキャストの成長は今後も続く!
今回の調査から、ポッドキャストは確実に成長を続けているメディアであり、特に若年層や高所得層に強い影響力を持っていることが分かりました。
・利用率は17.2%で増加傾向!
・全メディア中10位!ながら聴きの強みを活かしたポジションに
・30歳未満の利用率は29.3%で7位!若年層に浸透
・高所得層・経営者層にリーチしやすいメディア
音声メディアの成長が続く中、ポッドキャストは今後さらに利用者を増やしていくと予想されます。今からでも遅くない!ポッドキャストを活用して、情報発信やマーケティングを強化してみませんか?