
ポッドキャストステーション

ポッドキャストに興味あるけど不安もある…そんな方のためのQ&A集(Vol.2)
前回の5つの質問に続き、今回も「これからポッドキャストを始めてみたい」という方からよくいただくご相談・ご質問を、実際の現場の声や事例も交えて、詳しくお答えしていきます。
今回は、番組体験の流れや、事前準備の有無、「話したいことが特にないけど始めてみたい」という方に向けた内容など、「最初の一歩」に不安を感じている方にぴったりのテーマです。
Q1:「体験出演したら、その後契約しないといけないんですか?」
ご安心ください。体験出演をしても、本契約に移る必要はまったくありません。
実際に体験できるのは『経営者の志』というポッドキャスト番組で、インタビュー形式の収録となります。この番組では、起業家や個人事業主、ビジネスに想いを持って活動されている方々が、これまでに870名以上出演されています。
この体験出演の目的は、ポッドキャストというメディアの面白さ・可能性をまず体感してもらうこと。なので、「試してみたけど、今すぐ続ける予定はない」という方も大歓迎です。
例えば、ハンドメイド作家として活動しているHさんは、「SNSだけでは伝えきれない想いがある」と感じて出演されました。その後すぐに番組を始めたわけではありませんが、「自分の声で想いを伝える気持ちよさを知れた」と、とても良い体験になったそうです。
“体験してみないとわからないこと”がたくさんあります。だからこそ、まずは気軽に試していただきたいのです。
Q2:「特別な機材や準備は必要ですか?」
ポッドキャストを始めるとき、多くの方が気になるのが「準備や機材はどうすればいいの?」という点です。
結論から言えば、特別な機材は不要です。
体験出演の際に必要なのは、以下の3つだけです。
・インターネット環境
・パソコン(Zoom接続できればOK)
・静かな場所で収録できる環境
これだけで十分です。マイクに関しては、パソコン内蔵のマイクでも収録可能ですし、もし外付けのマイクがあれば、よりクリアな音で収録できます。
つまり、普段オンラインミーティングをしている方なら、そのままの環境でポッドキャスト収録ができるということ。意外とハードルは低いんです。
しかも、収録ではインタビュアーが話を引き出してくれるので、準備するのは「あなたの想い」だけ。話す内容をまとめた原稿なども不要です。自然な会話の中で、あなたの言葉が引き出されていきます。
オンラインでの雑談感覚で始められるので、「とりあえず試してみたい」という方にもぴったりです。
Q3:「ポッドキャストって、著名人しかやってないんじゃないの?」
実は、ポッドキャストの配信者の多くは、一般の方なんです。
朝日新聞社とオトナルの調査によると、ポッドキャストユーザーのうち、実際に配信経験のある人は11.6%程度。つまり、発信している人はまだまだ少数派。これから始める人にとって、チャンスが広がっているメディアでもあります。
もちろん、芸能人や著名人も多数出演していますが、実際は「顔出しは苦手」「動画は編集が大変そう」と感じた個人の方が、ブログの延長のように“声だけでの発信”を気軽に始めているケースも多いです。
たとえば、子育て中のママであるIさんは、「日常の中で感じたことを、誰かと共有したい」という想いから、自宅で子どもが寝た後に音声だけで配信をスタート。動画ではなかなか発信できなかったけれど、ポッドキャストなら自然体で続けられているそうです。
あなたの声でしか伝えられない世界観、想い、価値観。
それを気軽に発信できるのがポッドキャストです。
Q4:「事前打ち合わせではどんなことをするんですか?」
『経営者の志』にご出演いただく前には、事前に簡単な打ち合わせを行います。収録をスムーズに、そして安心して行うための準備です。
打ち合わせの内容は以下のような流れです。
・ご挨拶・自己紹介(初めてお会いする方も多いため)
・番組の流れのご説明(どんな流れで進むか)
・ご紹介するお名前や肩書の確認
・現在の事業内容や、特に話したいことの整理
・最後に入れるお知らせ(サービスやイベントなど)の内容確認
実際には、15分〜20分程度のカジュアルな会話です。事前に流れを把握しておくことで、本番では緊張しすぎず、自然にお話しされる方がほとんどです。
インタビューの中では、インタビュアーが質問をしながらリードしていくので、「何を話せばいいの?」と迷うこともありません。
事前準備も収録本番も、安心して臨めるようなサポート体制が整っています。
番組はこちらからお聴きいただけます:『経営者の志』
Q5:「話したいことは特にないけど、発信してみたい。それでもいいですか?」
「実は、発信してみたいけど、何を話したらいいか決まっていない…」
こんな声もよく聞きます。もちろん、大丈夫です。
最初から“話したいテーマ”がはっきりしていなくても、会話していくうちに、自然と話したいことが見えてくることが多いんです。
たとえば、発信に興味があるけれど「自分には話せるような内容がない」と思っていたJさん。インタビューの中で、趣味で続けていた手作りのジャムについて話し始めたところ、その“想い”が広がっていき、結果的に地域の特産を活かした商品づくりにまで発展しました。
「誰かにインタビューされる」というのは、自分自身のことにじっくり向き合えるとても貴重な体験です。普段あまり話すことのない自分の想い、価値観、こだわり。それらを整理する機会にもなります。
そして何より、自分の声がApple PodcastやSpotify、Amazon Musicといったアプリを通じて世界中に届けられるという感覚は、やってみないと味わえない面白さです。
ぜひ一度、この体験をしてみてください。
番組はこちらから:『経営者の志』
ポッドキャストは、特別なスキルがなくても、自分の言葉で、自分の想いを届けることができるメディアです。気になっていたけれど、あと一歩踏み出せなかった方にとって、この記事が背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
他にも気になることがあれば、お気軽にコメントやメッセージでお寄せくださいね。
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